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2008年10月20日(月) 05時01分

皇后さま74歳「愛子と感じ方似ているかも」読売新聞

 皇后さまは20日、74歳の誕生日を迎え、これに先立って宮内記者会の質問に文書回答を寄せられた。

 健康面で心がけられていることについては、天皇陛下がホルモン療法の副作用による骨粗しょう症を防ぐために運動に取り組まれていることを改めて紹介。「歩くことや運動をご一緒することで私の健康も維持される」との考えを示す一方、医師から「陛下のご運動の量をもっとふやすよう」指示されていることを明かされた。

 小学生になった愛子さまの印象については、周囲の人の言葉の表現や響きを「これは面白がっているな」と思って、そっと見ると、「笑いを含んだ目」を向けていることがあるとのエピソードを披露し、「愛子と私は物事や事柄のおかしさの感じ方が似ているのかもしれない」とされた。

 1年を振り返る質問には「食品の安全性に不安を抱かせられる事件が多く、燃料費の高騰や年金に対する不安もあり、心配なことの多い年でした」とし、印象に残る出来事として、南部陽一郎さんらのノーベル賞受賞や、北京五輪での日本人選手の活躍、野茂英雄投手や王貞治監督の引退などを挙げられた。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081020-00000004-yom-soci