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2008年10月20日(月) 00時36分

パウエル前国務長官、オバマ氏を支持=マケイン氏に大打撃−米大統領選時事通信

 【ワシントン19日時事】ブッシュ米共和党政権の1期目に国務長官を務めたコリン・パウエル氏は19日放映のNBCテレビの報道番組で、民主党大統領候補のオバマ上院議員を支持すると表明した。オバマ氏を「国民を鼓舞し、国を変革する人物。スタイルも中身もある政治家」などと称賛した。
 さらに、オバマ氏が当選すれば「黒人だけでなく全国民の誇りとなり、米国だけでなく世界を熱狂させるだろう」と語り、投票日には「オバマ氏に投票する」と言明した。
 黒人初の統合参謀本部議長や国務長官を歴任したパウエル氏は、「アメリカン・ドリーム」の体現者。黒人大統領の座を目指すオバマ氏を党派の壁を超えて支援する立場を鮮明にした。
 パウエル前長官がオバマ氏を支持するとのうわさは長くくすぶっていたが、選挙戦最終盤で公に表明したことは、共和党大統領候補のマケイン氏に大きな打撃を与えそうだ。 

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