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2008年10月19日(日) 20時57分

祖母を包丁で刺殺、26歳男が犯行認める…長崎・雲仙読売新聞

 19日午前5時40分頃、長崎県雲仙市吾妻町牛口名、無職鹿田光義さん(89)方の1階居間で、妻フサヨさん(83)が腹から血を流して倒れているのを孫の女性(29)が見つけた。

 そばに孫の無職男(26)が腹から血を流して立っていた。

 2人は病院に搬送されたが、フサヨさんは間もなく出血死した。男はけがをしているが、命に別条はないという。フサヨさんを刺したと話しており、雲仙署は回復を待って、男を殺人容疑で逮捕する方針。

 発表によると、男は台所の包丁(刃渡り約16センチ)でフサヨさんを刺し、同じ包丁で自分の腹を5、6回刺したと話しているという。

 鹿田さん方は祖父母夫婦と孫きょうだいの4人暮らし。近所の住民によると、男の両親は二十数年前に亡くなり、祖父母が親代わりとなって育ててきた。男は名古屋市で働いていたが、1、2年前に帰郷したという。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081019-00000022-yom-soci