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2008年10月19日(日) 19時26分

横浜のドン・キホーテ連続不審火、放火予告の会社員を逮捕読売新聞

 横浜市内のディスカウント店「ドン・キホーテ」2店舗で5月と7月、衣料品が焼けた不審火に絡み、神奈川県警捜査1課は19日、別の店舗の放火を予告したとして、同市磯子区東町、会社員関根英雄容疑者(36)を威力業務妨害の疑いで逮捕した。

 関根容疑者は不審火についても「自分がやった」と認めており、県警は現住建造物等放火未遂容疑でも追及する。

 発表によると、関根容疑者は7月3日午後7時ごろ、横浜市中区のコンビニ店から地元新聞社に「ドン・キホーテへの制裁を行う」などと記した犯行予告文をファクスで送り、業務を妨害した疑い。連絡を受けたドン・キホーテは約20人の従業員を警戒にあたらせていた。

 5月26日夜、同区新山下の「港山下店」の衣料品売り場でTシャツなど約20枚が焼け、7月2日夜には、緑区霧が丘の「東名横浜インター店」の衣料品売り場で男性下着などが焼けた。いずれも現場に油がまかれ、ライターが落ちていた。7月の不審火では、出火前に店内の電気系統が細工され、全館停電していた。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081019-00000013-yom-soci