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2008年10月19日(日) 14時42分

北海道は6000万円=検査院指摘の不正経理時事通信

 会計検査院の調査により、12道府県の国庫補助事業で不正経理が発覚した問題で、北海道は19日、同院から不適切な会計処理だと指摘された補助金額が2002年度から06年度までの5年間で総額約6000万円に上ることを明らかにした。これらを補助金の目的外の出張旅費などに充てていたことを問題として指摘された。道は私的な流用はないとしている。
 道によると、同院から指摘されたのは、国土交通、農水両省の補助金について道の建設、農政、水産林務3部が行った会計処理。補助金の目的外使用などで不適切な会計処理とされた約6000万円の使途の内訳は、事務用品購入などの需用費約200万円、臨時職員給与費約720万円、出張旅費など5090万円で、いわゆる裏金づくりはなかったとしている。 

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