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2008年10月19日(日) 00時36分

専務理事を調査=交際女性めぐる職権乱用−IMF時事通信

 【ニューヨーク18日時事】18日付の米紙ウォール・ストリート・ジャーナルは、国際通貨基金(IMF)のストロスカーン専務理事が交際のあった女性職員の待遇をめぐり職権を乱用しなかったかどうかを、IMFの委託を受けた法律事務所が調査していると報じた。調査は今月末までに完了する見通し。
 IMFの姉妹機関である世界銀行では、交際相手の女性職員を厚遇したと批判されたウルフォウィッツ総裁が2007年6月末で辞任した。世界的な金融危機の影響に見舞われた開発途上国の支援で、IMFの指導力発揮が求められる中、今回の調査が混乱につながる恐れもある。 

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