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2008年10月18日(土) 20時38分

西川ヘレンさん「何事も話し合い大事」 大阪で家庭教育シンポ産経新聞

 家族とのきずなや生きる力について考える「家庭教育シンポジウム」(モラロジー研究所主催、産経新聞社など後援)が18日、大阪市淀川区のメルパルク大阪で開かれ、タレントの西川きよしさんの妻、ヘレンさんが「大家族−支え愛、見守り愛、励まし愛」と題して講演した。

 3児の母でもあるヘレンさんは自身の母親ときよしさんの両親の介護や、住み込みの弟子を含め十数人の所帯を支えた経験を披露。「折り合いが大変なこともあるが、何事も話し合うことが大事」と家族円満の秘訣(ひけつ)を語った。

 続いて小児科医の田下昌明さんと元小学校教諭の野口芳宏さんが登壇。田下さんは「子供が親に一番求めているのは自由とか権利ではなく『強い保護』だ」、野口さんは「学校は子供に親を大切にすることを教え、親は子供に学校の権威を教えることが大事」とそれぞれ訴えた。

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