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2008年10月18日(土) 00時26分

<プロ野球>田沢の適用除外、社会人側要望…アマ流出防止策毎日新聞

 日本プロ野球組織(NPB)と日本野球連盟などアマチュア3団体は17日、東京都内で連絡会を開き、NPBが導入予定のアマ選手の海外流出防止策について、日本野球連盟は、米大リーグ挑戦を表明した社会人野球・新日本石油ENEOSの田沢純一投手に適用しないよう強く求めた。

 NPBは今月6日の実行委員会で、ドラフト指名を拒んだ選手が外国のプロ球団でプレーした後、日本に戻る場合、高卒選手は3年間、大学・社会人選手は2年間ドラフト対象から凍結することで合意。田沢にもこの制度を適用する方針を示していた。

 また、アマ側は凍結期間を高校生、大学生・社会人で区別せず一律にすることを提案。NPBは今後検討することとした。

 このほか、大リーグ球団のスカウト登録やプロ野球の球団による説明会の実施などを話し合った。【村田隆和】

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http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081018-00000005-mai-base