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2008年10月18日(土) 00時48分

日本、史上最多10回目当選=イランに圧勝し非常任理事国に−安保理時事通信

 【ニューヨーク17日時事】今年末で任期切れを迎える国連安全保障理事会の非常任理事国5カ国の改選投票が17日行われ、アジア枠(改選1カ国)から出馬していた日本は大差で対抗馬のイランを下し、国連史上最多の10回目の当選を果たした。任期は来年1月から2年間。日本の安保理入りは2005〜06年以来となる。
 投票結果は日本158票、イラン32票だった。
 今年はインドネシア、イタリア、パナマ、ベルギー、南アフリカ共和国に代わる理事国を選出。日本はモンゴルの出馬辞退を受けて立候補した。安保理改革の本格交渉開始を11月に控え、常任理事国入りを目指す日本は第1回投票で決着を付け、存在感を示すことに成功した。高須幸雄国連大使は「非常任理事国の活動を改革に向けた大きな弾みとして活用したい」と語った。 

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