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2008年10月18日(土) 02時43分

首脳会談での合意、持ち越しへ=大詰め協議が不調に−日印EPA交渉時事通信

 日本とインドとの貿易自由化を柱とする経済連携協定(EPA)交渉は、目標とする22日の首脳会談での大筋合意を持ち越すことが濃厚となった。インドで17日まで約1週間行われた大詰めの協議が不調だったため。両国はさらに調整を模索するが、日本側は「淡々と交渉を進める」(政府関係者)と合意時期にこだわらない姿勢を示し始めた。
 来週21日に来日するインドのシン首相と麻生太郎首相との会談では、EPAをめぐる議論が経済関係では最大の焦点となる。交渉筋によると、インドでの協議は、日本が首脳会談での実質妥結に向けて力を入れる一方、インド側は長期戦の構えを示し、平行線をたどった。 

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http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081018-00000012-jij-pol