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2008年10月18日(土) 02時40分

温室ガス排出枠に価格参考値=マネーゲーム対策で−国内取引制度最終案時事通信

 政府が今月から試行を始める国内排出量取引制度の最終案が17日、明らかになった。企業間で売買する二酸化炭素(CO2)排出枠が投機的なマネーゲームの対象とならないよう、排出枠の価格参考値を提示できないか検討することを盛り込んだ。投機の防止策を打ち出すことで、多くの企業が試行に参加しやすくする狙いだ。21日の地球温暖化対策推進本部で正式決定する。 

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