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2008年10月18日(土) 00時10分

<阪神>次期監督に真弓氏 月内にも決定毎日新聞

 プロ野球・阪神タイガースの次期監督として、球団が最有力候補に挙げるOBで解説者の真弓明信氏(55)は17日、記者団の質問に対して「(就任への)支障はない」と受諾する意向を示した。球団は来週にも就任要請する方針。今月中にも真弓氏が第31代監督に決まる。

 阪神の坂井信也オーナーは「真弓新監督」の球団方針を、星野仙一・前監督(現オーナー付シニア・ディレクター)や過去の監督経験者に提示し、了承を求める予定。その後、正式に真弓氏に就任要請する。

 阪神は今季、最大13ゲーム離していた巨人に逆転優勝を許し、岡田彰布監督(50)が12日、南信男球団社長に「責任を取りたい」と申し入れた。球団は突然の辞任表明を受け、次期監督の人選に着手。順調に行けば10日余りで後任が決まる見通しとなった。

 真弓氏は1953年、福岡県出身。電電九州からドラフト3位で73年に太平洋(現西武)へ入団。79年阪神に移籍し、83年に3割5分3厘で首位打者、85年には打率3割2分2厘、34本塁打でリーグ優勝、日本一に貢献した。95年に引退後、02年から3年間、近鉄ヘッドコーチも務めた。

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