記事登録
2008年10月18日(土) 01時55分

<道路標識>支柱倒れ小5女児が骨折 名古屋毎日新聞

 17日午前7時55分ごろ、名古屋市中区平和1の市道わきの歩道で、一方通行の道路標識の支柱が倒れ、近くに住む小学5年生の女児(11)の左足に当たった。女児は左足人さし指を骨折する重傷。愛知県警中署は鉄製の支柱の根元が腐食し倒れたとみて調べている。

 調べでは、女児が標識の支柱(高さ2.6メートル、直径6センチ)を手で握ったまま周囲を回って遊んでいたところ、支柱が根元から折れて女児の足に当たったという。現場は小学校に集団登校する児童の集合場所で、当時、登校前の児童が女児を含め5人いた。

 県警交通規制課によると、道路標識の交換時期や点検期間は明文化されていないが、5年に1回程度、業者に委託し点検している。折れた支柱は93年に設置され、最近は03年に点検していた。

 佐原広之・中署警務課長(副署長代行)は「標識が倒れ、児童がけがをしたことは申し訳なく思います。原因を調査究明し、再発防止に努めます」とコメントしている。【飯田和樹】

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081018-00000019-mai-soci