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2008年10月18日(土) 21時19分

遺体の首に絞められた跡 水戸の主婦殺害産経新聞

 水戸市笠原町の会社員、佐藤正則さん(53)方で17日夜、妻の典子さん(49)が死亡しているのが見つかった事件で、典子さんの首に絞められた跡があることが18日、茨城県警の調べで分かった。県警は殺人事件と断定。同日、水戸署に捜査本部を設置した。

 調べでは、17日午後8時半ごろ、玄関先の廊下であおむけに倒れている典子さんを単身赴任先から帰宅した佐藤さんが発見。着衣に乱れがあり、典子さんの衣服はダイニングキッチン付近で見つかった。玄関の扉は閉まっていたものの、鍵が掛かっていなかった。家の中で金品が盗まれた形跡はない。典子さんの遺体を司法解剖した結果、首を絞められたことによる窒息死と判明した。

 典子さんは15日午前7時45分ごろ、佐藤さんと携帯電話で通話したことが確認されている一方、16、17日付の朝刊が新聞受けに入ったままになっていた。16日午前6時ごろには、都内に住む長女(19)とメールのやりとりをした形跡があるが、典子さん本人がメールをしたかどうかは不明。捜査本部は16日から17日の間に典子さんが殺害された可能性が高いとみている。

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