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2008年10月18日(土) 21時12分

把瑠都が巡業部長目がけ?土俵から転落日刊スポーツ

 小結把瑠都(24=尾上)が“凶器”と化した。18日、京都市体育館で行われた京都巡業初日の朝げいこ中、2度も土俵から転げ落ちた。198センチ、177キロの巨体は、いずれも土俵下で目を光らせる大島巡業部長(元大関旭国)を直撃。同部長は苦笑いしながら把瑠都の大きな尻をたたいて“抗議”した。2度目は同部長のほうを見た後に投げを打ち、大げさに落ちたように見えたが、把瑠都は「わざとじゃないよ〜」。
 新3役だった秋場所は10日目からの6連勝で勝ち越して、九州場所(11月9日初日、福岡国際センター)での関脇昇進を確実にした。この日も積極的に申し合いに参加し、14番取って10勝。前頭豪風や同嘉風を外四つでつり出すなど、豪快な取り口で会場を沸かせた。「もうちょっとけいこしたかったけどね。疲れた〜」。午後の取組で雅山に突き落とされると、勢い余った体はまたもや土俵下へ…。3度目の転落は出番待ちの関脇豊ノ島やたまり席のファンを巻き込む最大級だったが、3000人を超えた観衆からの拍手を浴びて満足そうだった。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081018-00000024-nks_fl-fight