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2008年10月18日(土) 00時38分

真弓氏、阪神次期監督に前向き 「就任に支障ない」産経新聞

 阪神の次期監督候補に挙がっている野球評論家の真弓明信氏(55)が17日、神戸市内で取材に応じ、「まだ(球団からは)アプローチはない」と前置きした上で、「(就任に支障は)ないです」と話し、受諾に前向きな姿勢をみせた。球団はすでに候補を真弓氏に一本化しており、早ければクライマックスシリーズ終了後にも新監督が誕生する。

【写真で見る】 阪神新監督、適任者はだーれ?

 球団OBでもある真弓氏は阪神について「私が現役のときはなかなかAクラスに入れなかったが、今は毎年優勝争いをしている魅力のあるチーム」と強調。今季の戦いぶりについても「新井が加入して打線のつながりが増したが、(腰痛で)抜けたのが痛かった」と分析し、「だれでもいいから若手がどんどん出てきてほしい」と時折笑顔をまじえながら話した。

 南信男球団社長は「理想は早ければ早いほどいい」と話し、坂井信也オーナーが週明けにも星野仙一シニアディレクター(SD)らの意見を確認したうえで、正式に監督就任を要請する。

 真弓氏は福岡・柳川商高から社会人の電電九州を経て1973年に太平洋(現西武)入り。79年に阪神に移籍して83年には首位打者を獲得。85年の日本一に貢献した。95年に現役を引退した後は近鉄のヘッドコーチなどを歴任した。

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