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2008年10月18日(土) 20時56分

衆院宮崎1区、上杉元自治相の擁立決める…自民県連読売新聞

 次期衆院選の宮崎1区で、中山成彬・前国土交通相の不出馬表明を受け、公募制で後任の候補者を募った自民党宮崎県連(緒嶋雅晃会長)は18日、宮崎市で選考委員会を開き、自治相などを歴任した元参院議員・上杉光弘氏(66)を擁立することを決めた。

 今後、党本部の要請に応じ、公認候補として推薦する。

 当初、大学教授や弁護士など14人が選考対象となっていたが、5人は辞退。1次審査で9人から3人に絞り込み、2次審査後の投票で、上杉氏が選考委員が投じた43票中、30票を獲得した。

 記者会見した上杉氏は公募に応じた理由について、「党県連が危急存亡の局面にあり、立てば公認候補になれるかもしれないとの見通しが立ったため、決意した」と説明。出馬が取りざたされた東国原英夫・宮崎県知事が応募しなかったことも理由の一つに挙げた。

 同選挙区では、民主、社民、国民新党の推薦を受ける元林野庁長官・川村秀三郎氏(59)(無所属)と、共産党県委員会書記長・馬場洋光氏(39)が立候補の準備を進めている。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081018-00000049-yom-pol