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2008年10月17日(金) 00時02分

阪神の後任監督、真弓明信氏が最有力候補読売新聞

 プロ野球の阪神タイガースは、今季限りで退任する岡田彰布監督(50)の後任として、OBで元近鉄ヘッドコーチの真弓明信氏(55)(野球解説者)を最有力候補に挙げていることが16日、わかった。

 岡田監督は巨人に逆転されてリーグ優勝を逃した責任を取って辞意を表明。阪神は15日から後任人事を本格化させ、坂井信也オーナー、南信男球団社長らが複数の候補の中から人選を進めていた。18日開幕のクライマックスシリーズ(CS)後の来週にも、星野仙一オーナー付シニア・ディレクターや、元阪神監督の吉田義男氏らの意見も聞いたうえで、最終調整する。

 真弓氏は阪神が1985年に日本一となったときの主力選手で、近鉄でヘッドコーチを務めるなど、指導力と野球理論に優れていることが評価されている。真弓氏は福岡県出身で太平洋(現西武)から79年に阪神へ移籍。95年に引退して近鉄でコーチを務めた。

 日本シリーズに進出した場合は岡田監督が采配(さいはい)をして、後任監督は秋季キャンプから指揮を執る。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081016-00000061-yom-base