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2008年10月17日(金) 10時36分

Google決算、検索広告好調で増益増収ITmediaニュース

 米Googleは10月16日、第3四半期(7〜9月期)決算を発表した。売上高は55億4000万ドルで前年同期比で31%、前期比で3%増加した。純利益は13億5000万ドル(1株当たり4.24ドル)で前年同期比26%増、前期比では8%増だった。

 Google直営サイトからの収入は36億7000万ドルで、売り上げ全体の67%を占めた。前年同期比では34%増、前期比では4%増となった。AdSenseプログラム経由でのパートナーサイトからの売り上げは16億8000万ドルで、前年同期比15%増、前期比1%増だった。

 トラフィック獲得コスト(TAC)は15億ドル。広告収入に対する比率は28%で、第2四半期と同じだった。

 米国外からの収入は28億5000万ドルで、売上高全体に占める比率は51%となり、前年同期の48%は上回ったが、前期の52%を1ポイント下回った。

 エリック・シュミットCEOは「力強いトラフィックと当社の主力である検索と広告事業の売り上げ成長により、好調な第3四半期決算を発表できた。引き続き検索と広告事業の拡大に努め、エンタープライズ、モバイル、ディスプレイ広告などの将来成長する分野にも注力していく」と語った。

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