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2008年10月16日(木) 09時45分

Linux Foundation、LSB 4.0 βを発表ITmediaニュース

 Linux推進団体のLinux Foundationは10月14日、Linux Standard Base(LSB) 4.0のβ版を発表した。

 LSBはLinuxの各ディストリビューションが備えるべき最低限の機能のセットを定めた標準仕様。Linuxの長期的な成功を収めるための基本コンポーネントとして位置づけられており、APIの基本セット、ライブラリ、相互互換性標準のほか、テストスイート、開発環境、サンプル実装、開発者向けドキュメントを収録している。

 新バージョンの4.0では、アプリケーションがLSBに準拠しているかどうか判定するテストツール「Linux Application Checker」がアップデートされたほか、シェルスクリプトの互換性をテストする「shell script checker」が追加された。また、SDK(ソフト開発キット)の新版は、LSB 3.0、3.1、3.2、4.0に準拠して構築したアプリケーションに対応するマルチバージョンとなっている。

 LSB 4.0 βはLinux Foundationのサイトからダウンロード可能だ。正式版は今秋中にリリースする予定。

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