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2008年10月16日(木) 21時21分

NY市、今後2年間で16万人以上が職を失う恐れとCNN.co.jp

ニューヨーク(CNN) 米ニューヨーク市の会計監査官は15日、同市の民間企業で今後2年の間に、16万5000人が職を失うとの予測を発表した。このうち、21%に相当する約3万5000人が、金融業界だとしている。

米国では景気が落ち込んだ2007年から今年8月にかけて、民間企業において60万人が職を失ったと考えられている。しかしニューヨーク市ではこの間、逆に約3万1000人が新たに職に就いていた。

ニューヨーク市会計監査官のウィリアム・トンプソン氏は、全国的な景気後退を理由に挙げている。しかし、1990年5月から92年11月までには35万人が、米同時多発テロ後とネットバブルがはじけたあとには22万5000人が職を失ったと指摘し、楽観的な構えを見せている。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081016-00000008-cnn-int