記事登録
2008年10月16日(木) 10時42分

選挙人団調査、オバマ氏優位強まる カギはバージニア州CNN.co.jp

ニューヨーク州ヘンプステッド(CNN) 米大統領選が本日実施された場合、民主党のバラク・オバマ候補が十分な数の選挙人を獲得して当選する見通しであることが、CNNによる最新の選挙人団調査で15日分かった。

調査結果によると、各候補の予想選挙人獲得総数は、オバマ氏が277人と当選に必要な270人を上回る一方、共和党のジョン・マケイン候補は174人にとどまった。一部州の選挙人87人は、いずれの候補を支持するかまだ不明。

10月7日の前回調査では、オバマ氏の獲得が予想される選挙人は264人だった。しかしこれまで激戦州とみられていたバージニア州の13人が同氏支持に傾き、270人超え達成が濃厚になっている。

CNNのアナリストによると、バージニア州はここ44年間民主党候補を支持していなかったが、今回はオバマ氏の優勢が各社の世論調査で指摘されている。同氏がリードを維持した場合、大統領選勝利の可能性は十分ある。逆にマケイン氏は同州で負けられない状況にあり、共和党にとって同州の動向が天下分け目になるとみられている。



【関連記事】
マケイン氏、民主党下院議員の発言を痛烈批判
米国民47%、マケイン氏当選でも高齢で1期目の健康に懸念
オバマ氏「勝利」と世論調査、大統領候補の第2回公開討論会
米大統領選で候補者討論会、市民集会方式で激しい応酬
オバマ氏、マケイン氏とのリード広げる 世論調査

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081016-00000000-cnn-int