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2008年10月16日(木) 16時54分

マルチ業界擁護の質問=96年に、自ら明かす−野田消費者相時事通信

 野田聖子消費者行政担当相は16日の参院予算委員会で、以前に国会でマルチ商法業界を擁護する質問をしていたことを明らかにした。
 自民党の森雅子氏が、マルチ商法業者から講演料などを受けていた前田雄吉衆院議員(民主党を離党)が業界を擁護する質問をしていた問題を取り上げ、消費者重視の行政に取り組む決意をただすと、野田氏は「わたしも12年前、いくつか質問した」と切り出し、「あまりがんじがらめの法律を作るのではなく、業者の責任感を育てていかないといけないと申し上げた」などと説明した。その上で、「自分の勉強不足で、消費者側の視点に立った質問ができなかった」と配慮に欠けたことを認めた。 

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