記事登録
2008年10月16日(木) 20時44分

吉永小百合が綾小路きみまろに弟子入り志願VARIETY

 吉永小百合主演の『まぼろしの邪馬台国』の公開を記念し、「吉永小百合 夢の続き展」が16日(木)、池袋東武百貨店で開幕した。

「夢の続き展」に来場した吉永小百合と綾小路きみまろ

 映画の場面写真や吉永が劇中で着た卑弥呼の衣装はもちろん、2年前に他界した母親が大切に保管していたファンクラブの会報(1967年5月〜1973年8月)全75冊や、ドーナツ盤のレコードなど、本人所蔵の“お宝”約250点を展示。会報などは抽選でプレゼントされるとあって、前日の午後10時からファンが並び始め、この日だけで1万5000人の出足が見込めるフィーバーとなった。

 吉永は「(映画が)昭和30〜40年代の話なので、ちょっとレトロな気分のファッションにしてみました」という青いワンピース姿で、共演した漫談家の綾小路きみまろと来場。「若いころのプロマイドなどはちょっと恥ずかしいですが、私がいろいろと仕事をしてきた記録。見ていただけて、とてもうれしい」と感慨深げだ。

 わずか1シーンの出演だったが、サユリストを自任するきみまろは「そばにいるだけでドキドキ」と恐縮しきり。だが、そんな中高年のアイドルの姿に、吉永が「間の取り方や話すリズムが素晴らしい。私もふだんからダジャレを言うので、ぜひ助手にしてもらいたい。コンビで合いの手を入れられたら、けっこういけるんじゃないかと思う」と“弟子入り”を志願するひと幕もあった。

 貴重な品々をプレゼントすることについては、「過去にこだわるのはいや。自分自身はなるべく身軽でいたい」ときっぱり。そして、「『まぼろしの邪馬台国』は113本目の映画ですが、まだまだ先に歩いていかなければいかないと思っています。映画が大好きなので、これからも1歩ずつ前に進んでいきたい」と決意を新たにしていた。

 また、日活時代に映画で歌った全67曲を網羅したCD「吉永小百合 映画歌謡曲全集〜日活編〜」もこの日発売。映画は東映配給で11月1日(土)、全国で公開。「夢の続き展」は21日(火)まで開催。

■関連記事
吉永小百合“鉄男・鉄子”に『邪馬台国』アピール (2008/10/13)
宮崎和子さんの孫・香蓮の手紙に小百合感涙 (2008/09/29)
吉永小百合の思い乗せ「まぼたい号」出発進行 (2008/09/18)
『母べえ』100万人動員、興収10億へ (2008/02/06)

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081016-00000010-vari-ent