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2008年10月15日(水) 08時42分

Microsoft、「Office Communications Server 2007 Release 2(R2)」を発表ITmediaニュース

 米Microsoftは10月14日、ユニファイドコミュニケーション(UC)ソフトウェア「Microsoft Office Communications Server(OCS) 2007 Release 2(R2)」を発表した。現在プライベートβ版を公開中で、2009年2月から販売を開始する予定。

 OCS 2007は、既存の企業内電話インフラにVoIP機能を統合する。既存のPBXやネットワークと共存可能なため、企業は大きな投資を行わなくてもソフトウェアベースのVoIPとUCへと移行できるとしている。

 新バージョンでは、コラボレーション機能を強化。電話による音声会議機能、PC、Mac、Linuxでのデスクトップ共有、履歴をXMLフォーマットで保存できるグループチャット機能などを追加した。

 また、企業の受付や秘書が電話の取り次ぎや音声会議の管理をするためのソフトウェアベースのインタフェース、IP電話とOCS 2007間で直接VoIPを接続する機能、企業が独自に設定したルールによってかかってきた電話を管理する機能などを追加した。

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