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2008年10月15日(水) 17時09分

警官ら治安当局者の殺人は昨年57件、前年比で増加 FBICNN.co.jp

ワシントン(CNN) 米連邦捜査局(FBI)は14日、職務遂行中に殺害された警官ら治安当局の職員は昨年、57人に達したと発表した。すべてが男性だった。2006年は48人、05年55人、04年は57人だった。

治安関連当局者の殺人件数は2001年の70人が近年では最高となっている。同年9月には米同時多発テロが起き、警官ら72人が死亡しているが、この数字は含まれていない。

昨年の57人のうち35人は市警の警官。犯行に用いられた凶器では、67%が短銃、18%がライフル銃、7%が散弾銃、6%が車両だった。ナイフは1%弱となっている。

また、57人の殺害には計62人が関与。全員が男性で、このうち58人は過去の逮捕歴をもち、45人は有罪を宣告されていた。

警官の死亡者のうち大多数は警察車両に乗り、巡ら中に襲われていた。11人の死亡は潜入捜査や特別捜査中に起きていた。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081015-00000006-cnn-int