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2008年10月15日(水) 00時14分

抗精神障害薬の成分検出=家族中毒、夕食に混入か−茨城県警時事通信

 茨城県常陸大宮市の飲食業寺門文男さん(74)宅で、夕食を食べた家族1人が死亡、2人が一時重体となった問題で、妻美江さん(65)ら2人の尿から、統合失調症の治療に使われる抗精神障害薬の成分が検出されたことが14日、県警大宮署の調べで分かった。
 また、死亡した母つるさん(95)の死因は司法解剖の結果、食べ物がのどに詰まった窒息死だったことが判明。同署は薬物の影響で、吐瀉(としゃ)物がのどに詰まった可能性が高いとみており、つるさんの血液と尿を鑑定するとともに、夕食に何らかの薬物が混入された疑いがあるとみて、慎重に調べている。 

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081015-00000001-jij-soci