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2008年10月14日(火) 00時57分

<硫化水素>母と息子が自殺か 滋賀で住民、一時避難毎日新聞

 13日午後5時10分ごろ、滋賀県守山市梅田町のマンション13階の部屋の浴室で、男女2人の遺体を県警守山署員が見つけた。浴室には「毒ガス危険」の張り紙があり、室内から硫化水素が検出された。同室に2人で暮らす母親(59)と息子(34)の行方が7月末から分からなくなっており、同署は2人が硫化水素で自殺した可能性が高いとみて調べている。マンションの住民ら約120人が一時避難したが、体調不良を訴える人はなかった。

 調べでは、遺体には目立った外傷はなく、腐敗が進んでいた。死後1カ月半から2カ月とみられる。浴室内には洗剤の空き容器があった。この日、マンション住民が「異臭がする」などと交番を訪れて通報し、発覚した。【金志尚】

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081014-00000000-mai-soci