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2008年10月14日(火) 12時01分

ロス郡検視局、三浦元社長の死因「自殺」…弁護士は独自調査読売新聞

 【ロサンゼルス=飯田達人】1981年11月のロス疑惑「一美さん銃撃事件」を巡り、移送先のロサンゼルス市警の拘置施設で10日夜(日本時間11日昼)に自殺した三浦和義・元輸入雑貨会社社長(61)(日本で無罪確定)について、ロス郡検視局のエド・ウィンター局長補佐は報道陣に対し、「司法解剖の結果、現時点では、自殺以外を疑わせるような証拠はない」と語った。

 独房内のベッドを壁に立てかけ、丸めてひも状にしたシャツをひっかけて、首をつったとみられるという。遺書はなかった。

 三浦元社長の親族は12日、ロスに到着し、日本総領事館の担当者と面会した。担当者によると、親族は突然の自殺に強い疑念を抱いており、ロス市警の拘置施設の管理責任者らへの面会を要望した。納得のいく説明が得られるまでは遺体の引き取りを拒否する意向を示したという。

 ロスで三浦元社長の弁護人を務めていたマーク・ゲラゴス弁護士も、滞在先のニューヨークで12日に記者会見し、「市警に対し、(三浦元社長の)衣類の保全を要求した」と、独自に死因を調べる方針を明らかにした。

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 日本の刑事裁判で弁護人を務めた弘中惇一郎弁護士は「三浦元社長は直前まで元気で、闘う姿勢を見せていた。ロス市警の発表は信用できない」と話している。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081014-00000015-yom-soci