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2008年10月13日(月) 23時00分

銀行間金利が低下=資金繰り不安緩和で−欧州市場時事通信

 【ロンドン13日時事】13日の欧州金融市場では、欧州各国が銀行間取引に政府保証を付ける方針を打ち出したことを受けて、銀行間の取引金利が低下した。欧州中央銀行(ECB)などが事実上無制限でドルを市場に供給すると発表したことも、先行きの資金繰り不安の緩和につながり、金利低下を促した。
 これまで金融危機への懸念から、銀行同士が貸し渋り、銀行間取引市場は機能停止状態に陥っていたが、各国当局が矢継ぎ早に打ち出した対策が、とりあえず効果を発揮した形だ。 

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