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2008年10月13日(月) 20時13分

外国人居住者に「在留カード」発行へ—日本Record China

2008年10月12日、日本政府は外国人登録制度の改訂を検討しており、今後は日本入国時に「在留カード」を発行していくことがわかった。

12日午後、東京で開かれた日本僑報社主催の中国語交流会で法務省入国管理局登録管理官の千葉明氏が明らかにした。現在、外国人は入国後90日以内に居住地の役所で「外国人登録証」を取得する必要があるが、今後は日本入国時に「在留カード」が発行されるという。このカードは外国人にとって長期的に有効な身分証の役割を果たし、日本での生活や仕事が便利になるほか、日本の外国人登録管理の効率も高まる。 【その他の写真】

千葉氏は外務省の報道官や在中国日本大使館の参事官を務めた経験もある外交官。この日行われた中国語交流会では北京大学での留学の思い出や中国での仕事の感想などを流暢な中国語で語り、「何たって高三!僕らの中国受験戦争」を翻訳・出版した経緯なども紹介した。(編集/TH)

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