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2008年10月13日(月) 21時01分

アジア主要株、反発=米欧の金融危機対策を好感時事通信

 【シンガポール13日時事】週明け13日のアジアの株式市場は、週末の先進7カ国財務相・中央銀行総裁会議(G7)やユーロ圏首脳会議などで打ち出された金融危機対策を好感しておおむね反発した。香港市場の主要銘柄で構成するハンセン指数は前週末比10.24%上昇で取引を終え、10日の下落分を回復した。
 シンガポール取引所(SGX)のストレーツ・タイムズ指数(STI)は終値で同6.57%高、韓国の総合株価指数も同3.79%高となり、10日の下落分を8〜9割取り戻した。10日が祝日で休場だった台湾市場の加権指数は、前営業日比2.15%安で取引を終了した。
 中国・上海市場の総合株価指数も終値で前週末比3.65%高と10日の下落分を回復。このほか、タイ・バンコク市場のSETS指数は同5.39%高で取引を終える一方、3営業日ぶりに取引を再開したインドネシア・ジャカルタ市場の総合株価指数は終値で、8日の取引停止時点に比べ0.70%上昇した。 

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