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2008年10月13日(月) 11時13分

領事部長、自殺の経緯に「疑問」…市警は常時監視行わず読売新聞

 【ロサンゼルス=飯田達人】三浦和義元社長が移送先のロサンゼルス市警の拘置施設で10日夜(日本時間11日昼)に自殺したことについて、日本総領事館の出木場勝・領事部長は報道陣に対し、「30分ごとの巡回の合間の、わずか10分間に、なぜ自殺できたのか疑問が残る」と述べ、ロス市警の調査の結果次第としながら、自殺防止措置を取っていたかどうか市警に事実解明を求める可能性を示唆した。

 11日の市警の記者会見では、チャーリー・ベック本部長補佐は、三浦元社長が収容されていた独房は30分おきに巡回していたと説明。そのうえで、「自殺するような要注意人物ではなかった」と述べ、24時間常時監視する体制を取っていなかったことを明らかにした。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081013-00000008-yom-soci