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2008年10月13日(月) 02時32分

金総書記、次男に禅譲?=長男は「出生に問題」−元家庭教師時事通信

 次男の金正哲氏(27)を事実上の後継者にし、父子による統治体制を敷く−。北朝鮮で故金日成主席の親族の家庭教師を約20年間務め、金正日労働党総書記(66)にもロシア語を教えた金賢植氏は17日発売の著書「わが教え子、金正日に告ぐ」(新潮社)で、金総書記の後継者問題についてこのような見方を示した。
 金賢植氏はこの中で、長男の金正男氏(37)の母、故成恵琳夫人は金総書記との同居前、既に娘が一人いる「人妻」だったと指摘。正男氏は金日成氏の後継者争いが激しかった1971年に生まれ、「隠し子」として出生が極秘にされたことから、「出生に問題があるのが大きな弱点」で、「後継者になることは難しい」と主張した。 

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081012-00000107-jij-int