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2008年10月12日(日) 08時01分

相撲協会、元若ノ鵬告訴も…千代大海、魁皇が報道を完全否定スポーツ報知

 大麻取締法違反で逮捕され、日本相撲協会を解雇された元若ノ鵬(20)が「週刊現代」誌上で八百長告発を行っていることを受け、協会は11日、元若ノ鵬個人を訴える可能性を示唆した。

 この日発売の同誌では大関・魁皇(友綱)、千代大海(九重)と八百長をしたと告白。再発防止検討委員会(再防委)副委員長で魁皇の師匠・友綱親方(元関脇・魁輝)は「報道はショック。まだ(告発が)続く感じだから終わってから動きたい。若ノ鵬個人にも目を向けた対応をしなければならない」と、法廷闘争を視野に入れていることを明かした。再防委では14日か15日に、両大関から事情聴取を行う。

 実名を出された両大関は、東京・両国国技館で行われた社会福祉大相撲に参加し、報道を完全否定した。千代大海は「身に覚えがないと声を大にして言いたい」と話し、魁皇は「ないことに対しては答えようがない」と困惑した表情だった。

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