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2008年10月12日(日) 07時47分

今こそ行動を=金融安定化で各国に訴え−伊中銀総裁時事通信

 【ワシントン11日時事】日米欧などの金融当局でつくる「金融安定化フォーラム」(FSF)のドラギ議長(イタリア中銀総裁)は11日、当地で記者会見し、前日発表された先進7カ国財務相・中央銀行総裁会議(G7)で合意した行動計画について、「正しいシグナル」と評価するとともに、「計画はある。実際の行動が今こそ必要だ」と語った。
 また現在の金融危機がいつまで続くかとの質問に対して同議長は「(未来を見通す)水晶玉を持っていない」と述べ、予測が難しいとの見方を示した。 

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http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081012-00000017-jij-int