2008年10月12日(日) 20時00分

「御堂筋ｋａｐｐｏ」を初開催　大阪（産経新聞）

　大阪の秋の風物詩になっていた御堂筋パレードの後継イベント「御堂筋ｋａｐｐｏ」が１２日開かれ、「歩行者天国」になった御堂筋を人々が行き交い、街角コンサートや物産展などのイベントでにぎわった。

　御堂筋をトラックに見立てて走るストリート陸上には、北京五輪陸上四百メートルリレーで銅メダルを獲得した朝原宣治さん（３６）らが参加。沿道には全国の特産品を展示販売するブースが軒を連ね、視察に訪れた東国原英夫宮崎県知事はステージで橋下徹大阪府知事と対談し、互いの特産品のＰＲ合戦で観衆の笑いを誘っていた。

　御堂筋パレードは橋下知事が見直しを迫り、主催者の財団法人「大阪２１世紀協会」への補助金を削減。同協会は２５年間続いたパレードを市民参加型に見直し、会場も梅田新道（北区）から本町（中央区）までの２分の１程度に縮小して実施した。

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