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2008年10月12日(日) 19時27分

阪神・岡田監督、球団社長に正式に辞意産経新聞

 リーグ優勝を逃した責任を取り、辞任の意思を固めていた阪神の岡田彰布監督(50)が12日、中日との最終戦を前にスカイマークスタジアムで南信男球団社長と会談し、正式に辞意を申し入れた。

 岡田監督は「もう決めてることやから、変えることはない」と決意を翻すつもりはないことを強調。球団側は今後も慰留に努めるが、南球団社長は「認識が甘かった。彼の本当の気持ちがわかっていなかった」と、説得は難しい状況にあることを示唆した。

 岡田監督は試合前、この日行われた古巣オリックスのクライマックスシリーズの行方を気にかけた。メンバー交換では、今季ほとんど話をしなかった“宿敵”の中日・落合監督とも握手を交わし、改めて辞任の決意の強さをうかがわせた。

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