記事登録
2008年10月12日(日) 06時03分

米政府から説明なし 三浦元社長遺族は「遺憾」スポーツ報知

報道陣が詰め掛けた三浦元社長の自宅兼店舗

 三浦元社長の自殺が報じられた11日夜、神奈川県平塚市の自宅には多くの報道陣が集まった。関係者とみられる男性が自宅から出てきて「なぜこのような事態になったのか、悲しみとともに遺憾に感じております」との親族名のコメントを出した。

 コメントは「ロスでの拘束中に亡くなったとの知らせを受けました。米国政府から具体的な説明がない」などと書かれ、最後に「三浦和義親族より」と記されていた。

 自宅は2階建ての店舗兼住宅。1階の店は閉じ、2階は明かりがついているが静まり返ったまま。午後8時すぎには、関係者とみられる男女2人が訪問。報道陣の質問には一切答えず、足早に家の中に姿を消した。

 近くに住む30代の女性は「昨日は普通に店は営業していた。ニュースを見て来たが、一体何があったのか…」と驚いた表情を浮かべた。

 一方、銃撃事件で死亡した一美さん(当時28)の川崎市内の実家は、電気も消え、母・佐々木安子さんの応答はなし。近くに住む一美さんの伯父、佐々木秀忠さん(87)は「え、自殺したんですか。初めて聞きました」と絶句。「もう昔のことなので」と困惑した様子だった。

http://hochi.yomiuri.co.jp/topics/news/20081012-OHT1T00099.htm