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2008年10月12日(日) 12時11分

給油法案審議で温度差=野党各党時事通信

 民主党の直嶋正行政調会長は12日のNHK番組で、新テロ対策特別措置法改正案の国会審議について「去年(の臨時国会で)かなり議論を尽した。あまりこだわってずるずるやるより、結論は早く出した方がいい」と述べ、速やかに採決して反対の意思を示すべきだとの認識を示した。国民新党の下地幹郎政審会長代行も「審議を長引かせるのではなく、早めに終了させて選挙をやるのが1番大事だ」と同調した。
 これに対し、共産党の小池晃政策委員長は「民主党の対応はとんでもない。徹底的に議論すべきだ」と批判。社民党の阿部知子政審会長も「きちんとした審議が必要だ。解散含みのために(衆院での審議日数が)2回というのは、いくら何でも政治の責任がない」と指摘した。 

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http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081012-00000038-jij-pol