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2008年10月12日(日) 12時03分

G7行動計画を強く支持=緊急時融資を見直し−IMF委声明時事通信

 【ワシントン11日時事】国際通貨基金(IMF)の主要24カ国でつくる国際通貨金融委員会(IMFC)は11日午後(日本時間12日未明)、共同声明を採択して閉幕した。声明は、米国発の金融危機への対応策として、公的資金による金融機関への資本注入を盛り込んだ先進7カ国財務相・中央銀行総裁会議(G7)の行動計画を強く支持。緊急時の融資制度の見直しを加速させる方針も表明した。
 また、金融危機によって「新興国も影響を受けている」と懸念を示し、「例外的な警戒や協力、大胆な行動が必要だ」と訴えた。 

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http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081012-00000036-jij-int