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2008年10月11日(土) 12時00分

後期高齢者医療制度:住田町、保険料650人誤徴収 天引き中止の10月分 /岩手毎日新聞

 後期高齢者医療制度で住田町は10日、保険料の軽減分を調整するため、年金から保険料を天引きする特別徴収の中止を予定していた650人、計209万6700円を誤って徴収することになる、と発表した。早急に手続きを行い、今月中にも還付したいという。
 同町町民生活課によると、650人は国の保険料軽減措置で負担額が7割減から8・5割減に拡大したため、4〜8月の天引き額合計が本来の保険料を超過。10月15日の天引きを中止して調整する予定だった。
 しかし、650人とは別の住民6人が天引きから口座振替による普通徴収に切り替えを希望。650人と6人のデータをそれぞれ、国保連を通じて社会保険庁などに送ることにしたが、8月15日に国保連にデータを送る際、同課は誤って6人分のみ送信。送信し忘れた650人については今月の天引きを中止できなくなったという。
 650人には、あらかじめ誤徴収すると説明し、正しい保険料を記した通知書を郵送する予定。【山口圭一】

10月11日朝刊

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081011-00000043-mailo-l03