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2008年10月11日(土) 22時08分

移送17時間後、最悪の結末 「約束したのに」と関係者東京新聞

 【ロサンゼルス11日共同】「ロスで会おう」と話していたのに−。ロサンゼルス銃撃事件で逮捕された三浦和義元社長(61)が10日夜(日本時間11日午後)、留置先のロス市警で自殺した。今年2月に逮捕、拘置された米自治領サイパンから10日早朝に移送され、約17時間後。発生から27年が経過した事件は、最悪の形で結末を迎えた。

 サイパンに住む元社長の知人によると、ロスに移送される直前、元社長はサイパンの収容施設から日本にいる家族と連絡を取り「ロスで会おう」と話していたという。

 この知人も、移送直前に電話で「来年初めにロスに行くから」と元社長と約束していたといい、「がっかりです」とため息をついた。

 サイパンの検察関係者によると、三浦元社長のロスの弁護人、ゲラゴス氏は11日未明、ロス市警から自殺について正式に連絡を受けた。サイパンの弁護人のバーライン氏は共同通信の電話取材に「今は何もコメントできない」とだけ語り、ショックを隠しきれない様子だった。

http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2008101101000578.html