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2008年10月11日(土) 21時33分

「理解できない」「本当に驚き」=サイパンの担当検事、弁護士−三浦元社長自殺時事通信

 「理解できない」「本当に驚いた」。三浦和義元社長(61)の自殺のニュースは11日夜、7カ月半にわたり拘置されたサイパンの関係者に伝わり、驚きと衝撃が走った。
 弁護団の1人フィッツジェラルド弁護士は、取材に「三浦元社長はサイパンでは落胆した様子はなく、意気揚々としていた。自殺は全く理解できない」と驚いた。
 同弁護士によると、ロスのゲラゴス弁護士からサイパンのバーライン弁護士に連絡があったという。フィッツジェラルド弁護士は「自殺の詳細が明らかになるまで、われわれは何もすることができない」と述べた。
 10日未明にサイパンの空港から三浦元社長の移送を見送ったばかりのウォーフィールド検事は電話で「本当に悲劇だ。本当に驚いた」と話した。同検事は「ロス市警が記者会見をすることは承知しているが、それ以外の詳細は全く分からない」と述べるにとどまった。
 三浦元社長の家族は今年夏、サイパンの繁華街に輸入雑貨店を開き、拘置中の元社長を支援。同店は11日夜、営業時間内だったが、従業員らが電話に出ることはなかった。 

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