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2008年10月11日(土) 01時07分

<次期衆院選>遅くても11月中下旬に投票を…森喜朗元首相毎日新聞

 自民党の森喜朗元首相は10日、韓日議連会長に内定した韓国の李相得(イ・サンドゥク)前国会副議長と東京都内のホテルで会談した。森氏は次期衆院選の時期を問われ、「遅くても11月中下旬に(投票を)行わないといけない。それが行えなければ、12月は予算編成などで日程が非常に窮屈なので、年を越すことになる」との見通しを示した。

 さらに「(麻生太郎首相は)就任後の選挙を考えていたようだが、国際金融不安の中で衆院をクローズしていいのかと考え、解散は頭にないようだ」と語った。

 一方、自民党の青木幹雄前参院議員会長は10日、松江市内の会合で「補正予算案が成立しつつあり、新テロ特措法改正案も成立しそうだ。そこが一つのタイミングではないか」と述べ、10月下旬に解散すべきだとの考えを示した。【近藤大介】

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