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2008年10月10日(金) 14時22分

<個人情報流出>名工大4600人分紛失 一部就職内定先も毎日新聞

 名古屋工業大学(名古屋市昭和区)は10日、同大情報工学科就職担当の女性アルバイトが、学生や卒業生の個人情報を記録したUSBメモリーを紛失したと発表した。情報の流出は確認されていない。

 メモリーに入っていたのは、04年度から08年度までの学部と大学院計4666人の氏名や専攻。このうち08年度の情報工学関係の学生1177人分は、住所や生年月日、電話番号、メールアドレス、内定先企業などの情報も含まれていた。

 同大によると、アルバイトは8月29日に後任への引継ぎ作業のためにUSBメモリーを自宅に持ち帰り、9月5日、大学に向かう途中にバッグごと紛失した。

 同大総務部の今枝正仁次長は「あってはならぬ極めて遺憾なことであり、関係者に深くおわびします」とコメントした。【中村かさね】

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