記事登録
2008年10月10日(金) 10時42分

レンタル業界が「好きな映画ランキング」−旧作の回転に効果も市ケ谷経済新聞

 CDやビデオレンタル店の業界団体、日本コンパクトディスク・ビデオレンタル商業組合(千代田区麹町)は12月から、レンタル需要拡大キャンペーン「マイベスト シネマ&ドラマ2008」を開催する。昨年初めて開催し、投票総数65,000票を獲得した業界統一キャンペーンの第2弾。

【関連画像】 第1回の表彰式で司会を務めたフジテレビの笠井アナウンサー(関連画像)

 前回のキャンペーンではすべての映画作品の中から「心に残るマイベストムービー」を募集。その結果、外国映画部門=「パイレーツ・オブ・カリビアン 呪われた海賊たち」、日本映画部門=「ALWAYS 三丁目の夕日」、劇場アニメ部門=「となりのトトロ」、TVドラマ部門=「24 −TWENTY FOUR−」、TVアニメ部門=「DRAGON BALL」がそれぞれ1位に選ばれ、総合グランプリには「24 −TWENTY FOUR−」が選ばれた。

 同団体は投票結果を活用し、加盟店でランキングを切り口にしたコーナー展示をした結果、旧作の回転が2〜3倍になるなどの効果が得られたという。店頭投票により「店頭でのスタッフと利用客のコミュニケーションが良くなった」との報告も。

 今年のキャンペーンでは「今年観た映画&TVドラマ」から1作品、「テーマ別作品」から3〜4作品を店頭・インターネット・携帯電話で受け付け、抽選で海外旅行や大型テレビ、協賛各社からの映画関連グッズなどをプレゼントする。同社担当者は「映画好きな人や新規客にレンタルショップに足を運んでもらい、映画業界全体が盛り上がれば」と期待を寄せる。

 キャンペーン実施期間は12月1日〜31日。投票結果の発表は来年3月初旬を予定している。

【関連記事】
第1回の表彰式で司会を務めたフジテレビの笠井アナウンサー(関連画像)
65,000人が選ぶ「マイベストムービー」発表−グランプリは「24」(市ケ谷経済新聞)
ビデオレンタル業界初の統一キャンペーン−心に残る映画を投票(市ケ谷経済新聞)
ブルーレイは「攻め」か「待ち」か−レンタルビデオ業界が検証(市ケ谷経済新聞)
日本コンパクトディスク・ビデオレンタル商業組合

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081010-00000000-hsk_ic-l13