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2008年10月10日(金) 18時03分

エアーが DB を保護するセキュリティ「SQL Guard7.0」を発売japan.internet.com

エアーは2008年10月10日、DB セキュリティ製品「SQL Guard」の新バージョン7.0の販売を、2008年10月末から開始する予定だと発表した。

「SQL Guard」は、全ての DB トラフィックをリアルタイムで監視し、「誰が」「何を」「どこで」「どのようにして」操作したかを検出し、レポート作成およびアラート通知をはじめとする処理を行うセキュリティ製品。

同製品は、Oracle、SQL Server、DB2、Sybase、Informix、MySQL など異種データベースが混在する環境にも対応し、既存環境に負荷を与えずに導入できるパケットキャプチャ&ローカルアクセス取得型のアプライアンスとなっている。

新バージョンは、脆弱性評価などの機能が強化されている。これによりシステムの状態とアクセス履歴の両方から脆弱性を診断する。パッチ適用の不足、不適切な特権設定、デフォルトのままになっているアカウントのチェックなどに加え、リアルタイムで全ての DB トラフィックを監視し、評価結果として改善のための具体的なアクションプランを含むレポートを作成する。

さらに、CAS(変更監査システム)およびコンプライアンスワークフローと連携することで、継続的な評価を行うことができる。

同社によると、ほかにも、ユーザー管理や権限設定などを行うアクセス管理専用の新権限の追加や、セルフモニタリング機能の追加、運用・管理を支援する様々な機能拡張が行われているそうだ。

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