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2008年10月10日(金) 16時52分

SAP ジャパン、経営視点からの SOA 価値を導き出す無償サービス、「SOA バリューディスカバリー」を開始japan.internet.com

SAP ジャパンは2008年10月9日、「SOA バリューディスカバリー」(SOA Value Discovery)(無償)を、10月15日から開始する、と発表した。

“経営・ビジネスの視点”からベンチマークを実施して SOA の適用領域を検討、実行計画を策定するもの。

従来のパッケージ化された業務システムでは十分ではなかった、柔軟で迅速に対応できる、SOA による業務システム構築が必要とされているが、一方で、SOA の価値が明確にできないまま、導入が進んでいない、といった側面もある。

SAP ジャパンでは、SOA を単なる情報システム構築技術とは捉えず、そのメリットを最も享受するのはビジネス側や経営層である、と考え、“経営・ビジネスの視点”から実証するため、SOA バリューディスカバリーを開始した。

SOA バリューディスカバリーでは、外部環境から財務状況のベンチマーク、経営層や各部門担当者へのインタビューを通じ、改善領域を洗い出し、SOA の適用が効果的な領域を発見、分析や診断、ランドスケープやロードマップを策定する。

SOA バリューディスカバリーの次のステップとして、有償の、より具体的な実行計画を策定する「SOA バリュープルーフ」(SOA Value Proof)」も用意した。

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