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2008年10月09日(木) 13時02分

レジ袋削減:「ちばレジエコ」 県が取り組み、参加事業者にロゴシール /千葉毎日新聞

 ◇12年度末までに袋使用量5億枚に
 県は、レジ袋を減らす取り組み「ちばレジ袋削減エコスタイル」(通称「ちばレジエコ」)を始めた。県内の年間使用枚数は約17億1000万枚。12年度末までに店頭で準備するレジ袋を6割の約10億枚に減らし、半分の客が受け取りを辞退することで使用量を約5億枚にするのが目標だ。
 県商店街連合会や学識関係者、行政、環境NPO団体などが参加する「レジ袋削減検討会議」(倉阪秀史会長)が、1月から9回にわたる話し合いで意見をまとめた。有料化やポイント制など、レジ袋の削減方法を自由に選択し、結果を年1回報告する「サインアップ方式」を採用。対象は、レジ袋を使用する県内のスーパー、コンビニを含む小売店約3万9500店と、買い物をする全県民とした。
 千葉大法経学部教授の倉阪会長は「参加事業者にはロゴシールを配布して店頭に張ってもらう予定。ISOのような優良企業の証しにしてほしい」と話している。【斎藤有香】

10月9日朝刊

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081009-00000107-mailo-l12